「絶対」の幻影

世の中には多く「絶対儲かる」といたものが出回っている。果たして絶対という言葉は信用性があるのか。

個人的には「絶対」は存在しないと思う。絶対という言葉を使うのは難しい。

例えば、車の事故による死亡者を絶対ゼロにしたいとする。もしかすると解決策はあるかもしれないが、かなり難しいだろう。減らすことだったら可能かもしれない。今で言う自動運転のテクノロジーを使えば可能になる。
ゼロにするんだったら車を使うことを禁止するのが確実だ。ただそのようなことがあり得るのだろうか。仮に日本で車を使うの禁止したとする。そうすると、車事故はなくなる。しかし、車会社で働いてる人達はどうだろうか。車業界では恐ろしいことが起きている。車関係に携わる全ての人たちが仕事を奪われることになる。さらに車がなくなることにより関連して様々な企業の仕事がなくなる。そうすると、仕事がなくなり新たな事故・事件が増えるだろう。結果、自動車の禁止により、交通事故で死ぬ人よりも多くの人は死ねのではないだろうか。

他にも例をあげよう。昔 発がん性物質の含む食品や物が販売できなくする法律があったらしい。しかし今ではその法律がない。なぜなら、この自然界において発がん性物質の含物で溢れているからだ。この法律は実際に使われるとしたら、ほとんどの商品が販売できなくなってしまう。合理的ではなくこの法律は撤廃された。発がん性物質が絶対に0ということはかなり難しいことだからだ。
この二つの例のように、 絶対という言葉を使うのはかなり難しい。 CM やニュースでも絶対という言葉はなかなか使われない。効果があるという言い方も現在はあまりされない。どんなに効果があると思われている薬品にも、効果がない場合があるからだ。

成功者見れば多くの人がリスクを背負っている。失敗すれば貧乏。ソフトバンクの孫社長はボーダフォンという携帯会社を買収するためにかなりの借金を負っている。過去の偉人たちも大きな借金をし、リスクを背負って成功を導いている。歴史を見ればリスクを取って、成功するのは明らかである。

この日本で一番リスクの取っていない職業は公務員である。違うかもしれないが、日本ではかなり安定した職業である。リスクのない分給料は平均年収ほどだ。逆にリスクをとったベンチャー企業は、上手くいけば、かなりのお金を稼げる。失敗すれば借金が残り、貧乏生活が待っている。 死ぬ必要はない。

このリスクとリターンという関係はどこでも同じだと私は認識する。なので投資もリスクを取れば取るほどリターンを大きくなる。自分の中ではこれは非常に当然のことだと考えている。
何百万円から何億にもしたという話がある。しかも短期間で。しかしこうした投資法は、 この話からわかるように、かなりリスクがあるものだと認識する。テレビで見かけるが、この後大借金を抱えたという話もある。 今の法律ではロスカットがあり、借金にはならないようになるべくされているが、何億も資産が一気に0になる可能性が ある。

自分でリスクとリターンをコントロールし、資産を増やしていく投資法を身につけていきたい。今はまだ研究途中。確実なものにしていきたい。

結論：絶対という言葉には要注意